天下の剣、新潟富山の県境にある、いくつも連なるトンネルのことを、親不知トンネルって言うんだよね。狭くて急坂道ですごい厳しく危ないトンネルとの情報がいっぱい入っていたので、ビビりまくっていたお兄ちゃんAKG。無事に関門突破しました。やっとの思いでしのぎました。ヤッホー

断崖絶壁の素晴らしい景色を眺めながら、時折、余裕の鼻歌も飛び出す、最近のお兄ちゃん。縦断も少しずつ自分のイメージに合ってきたかなと思います。今までがきつ過ぎたからね

糸魚川市、富山の朝日町、入善町、黒部市、魚津市、滑川市、上市町、富山市のルートは92キロ

明日は金沢市へ

夕べはブルーマンさんご夫妻と楽しい時間を過ごし、幸せを感ず。その余韻に浸り、引きずりながらのペダリングは軽い。

久しぶりの日本海を右手に見て、爽快なツーリング日和。海岸線30数キロに亘りサイクリングロードが整備されていて、走りやすい。トンネルもサイクリング専用で安心、安心。明日の新潟、富山の県境の『親不知トンネル』が超怖そう

累計走行距離が1500キロを超え、日本縦断コースのほぼ半分まで来たね。
ペースかなり早すぎなので、調整していきます。

本日の行程は、海岸8号線柏崎市、上越市、糸魚川市まで7１キロ。糸魚川市はフォッサマグナの静岡～糸魚川構造線が走っているところなんだよね。
明日は富山市だぁ～

今日は新潟の柏崎駅前で追っかけファンの待ち伏せを喰らいました。でもこう言う待ち伏せは嬉しいなブルーマンさんご夫妻、サプライズ、あんがとさんです一緒にディナー、おしゃべり、そしてお兄ちゃんのつたないハーモニカに付き合って頂き、心が和みました。ブログの写真はまた後程に。

本日の行程は、三条市、見附市、長岡市、柏崎市のルート。たったの59㌔

マサより

岐阜から帰ってきてから少しずつ自分の中にすーっと入ってきた新しい気づきについてのお話です。

「今を生きる」ということです。言葉通り今この瞬間を大切に生きる、という意味ですが、岐阜に行く前はこの大切さに気づいていませんでした。ある友人から以前この言葉をもらっていたにも関わらずです。人はつくづく自分で経験体験して始めて身に染みるものだと思います。

僕は奥さんとの間に子供が生まれてから、僕たち家族は死ぬまでに何をしたいのか？そのためにどんな行動が必要なのか計画を立てるべきだと思い、世間で言われるところのライフプランを練りました。時間をかけて作った分、私達のやりたいこと、やるべき事がとても明確になりました。

よかったよかったと思っていた時に奥さんＹさんが二年半ごしで行きたかったもりのいえに行った訳です。

僕は今まで行きてきた中で、自分の人生の流れが初めて変わったのが、23歳の時一人で行ったカナダ旅行でした。今回の岐阜にいけた事は、自分の人生が変わった二回目といってもいいかもしれない位の経験じゃなかったと感じています。

カナダのお話を少しすると、二ヶ月間スキー場近くのユースホステルに泊まり、平日朝から夕方までスノーボードをし、夜はユースホステルの宿泊客と色々な話しながら過ごした中で、人の優しさ温かさ、人生には無限の選択肢があること、今まで自分の殻を破って来なかった自分の扉を、それこそ田舎の鍵のかかっていない開きっぱなしの玄関のように開いたのです。

帰ってきてから、旅で出会った人とまたいつかどこかで会いたいと思ったことがきっかけで、いつでも誰でも自由に行き来できる場所を作りたいと思い、仲間と一緒にドミトリーを創った訳です。

話がそれましたが本題です笑

今まで自分は将来何になりたいのか今の事をしながら、視線は先の事を見て今を過ごしていた事に気づきました。今この瞬間に起きている事、見ている事に五感を傾け、いきて行く事も大切だと気づきました。

しばらくブログの記事の内容も気づきシリーズになりそうです笑

この縦断の旅でAKGは、小間物を結構落としたり忘れたりした。
お気に入りのカラー汗吹きタオル三枚、首巻き冷却タオル、耳栓、電動ひげ剃り・…。沈着冷静なAKGにしては、少し多すぎでないかい？落ち着いて行動しないとダメだな・…そう感じ反省。昨日から一つ一つの動作を、声を出して指差し確認するように改善したよ。

今日は峠で休憩中に、サイクリング中の仲間からお声をかけられ、伴走してもらいながら地元観光、坂道、峠、トンネル状況など詳しく道案内して頂いた。新潟に入り遠くに霞む佐渡島が見える。美味しいラーメン、湧き水も美味しくgood。非番の彼の勤務先にも立ち寄り、貴重な記念撮影をし、冷たいコーヒー、お菓子などもご馳走になり、この日の宿近くまで送って頂き、握手してお別れした。旅の感動がまた一つ追加された。彼のブログに写真を載せてくれるらしい。

走行距離8１㌔。西会津、阿賀町、五泉市、加茂市、三条市（泊）

旅に出て18日め。独り暮らしの一人旅。しゃべることも、聞くことも、通常の100分の1にめっきり減りました。食べる時以外は殆どお口を動かしません。だからお口の周囲の筋肉はげっそり落ちて、ムンクの叫びみたい。口周筋エコノミー症候群と自己診断いたしました。耳も同じような症状にあちゃー、マズイ。現役の頃は、社員のお話を聞こうと真剣に耳を傾けすぎ、耳周りが筋肉痛になったほどなのに、今や耳もまたすっかりエコノミー症候群。

さてさて、今日は本格的などしゃ降りに。カッパ着るタイミングを失い、ずぶ濡れで体温降下。気温22℃はこたえたね、寒かったよ。早め早めで何でも対応しないとね。

ルートおさらい
二本松市、本宮市、磐梯熱海、猪苗代湖、磐梯町、喜多方市、会津坂下、西会津町 計93㌔。

今回の日本縦断の大きな目的の一つ、震災被災地の探訪を終え、いよいよ縦断から横断へ一時、進路を変更します。福島県の海岸線は立ち入り禁止なので、ルートを西に取りますよ。明日は猪苗代湖から会津若松市を通り、西会津町へ向かいます。そうです、今度は新潟県日本海を目指すAKG68。昔の映画に『北北西に進路を取れ』っていう映画があったけど、明日からの横断は、差し詰め『南南西に進路を取れ』だね(話が古過ぎか？)。

本日の軌跡
宮城の岩沼市から柴田町、大河原町、白石市、福島県国見町、桑折町、福島市、二本松市・…83㌔。累計の有効走破距離は1200㌔余。ま、良くここまで走れたな、って感じだね。まだまだ先は長いから、気を引き締めていかないと

あ、そうそう、今日の4号線は怖かったよ大型トラックがすれすれに、何度もかすめていくんだよ。

じゃーまたね

今日は平坦な道が続き、トンネルが一つも無かったよ。走行距離も75㌔と少し物足りなさを覚える。今日はちょっぴり刺激に欠けたかな？でも、最後の2キロは上りばかりで大難儀したんだよ。難儀も程よいと、ビールが超うまいっすね。
今朝8時前、滞在した故郷を、後ろ髪（無いっ？）を引かれながら出発。歓迎に包まれた2日間だった。震災で最大の犠牲者4000人を出した石巻市をこの目に焼き付け、そして東松島市、仙台市、名取市、岩沼市の各被災地を通って来た。復興は確実に進んでいますが、一方ではまだうず高く積まれたがれき、車の山が残っていて居たたまれない気持ちになる。早急な復興を心底願い思う。

では、また明日

水戸泉です



神田方面はウィンタースポーツの看板に掛け替えの季節。。。





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生まれ育った地で、身体を休めるAKG。満々たる水を運ぶ悠久の北上川。水辺に立ち静かに幼き日を回顧する。エレジー『北上夜曲』を口ずさみ、ハーモニカを奏で、淡い初恋を想う。そんな１日のAKG68

休養たっぷり
明日は岩沼市まで