カズノリさんより
本日、奥只見へ行ってまいりました。土曜が仕事だったんで3時半に起きて、正直迷ってました、行くかどうか、、、こうゆう時って一人旅だと腰が重いですよね。でも特にやることもなく、ここでグダグだしててもあれなんで、半ば勢いで行ってしまいました。
狭山から奥只見までカーナビ計算で4時間!でもチェーン規制もなさそうななんで3時間かな、なんて思いながら、関越を疾走。途中、渋川あたりからみぞれまじりのものがふってきたものの、規制がかかるほどでもなく、だいたい予想どうりの3時間ほどで到着。ただそこまでの道がすごい!小出ICから下道で40分ほどなんですが、ほとんどトンネルなんです。元はダムへ行く電力会社の人が使うために通されたトンネルなので、ほんとにすごいんです。トンネルがあまりにも長くアップダウンがあるため、途中に壁に水平線を示す線が引かれてあったり、カーブに矢印がバカデカク光っていたり。なんかまるでスペースマウンテンみたいです。
そのトンネルを抜けるとまるで別世界。皆さんがよく見ている、しかも心躍る風景が広がりました。小説「ホワイトアウト」の原作の舞台となった奥只見ダムを横に眺めつつ、スキー場の駐車場に到着。周りはダムと発電所のみでまったくなにもありません。
リフトの運転時間まですこしあるので、はやる気持ちを抑えつつ着替える。今シーズンはGushのニューウェア。今年もこの瞬間がきたんだなと、ブーツの紐を締めながら、思う。皆さんシーズンの一番最初のターンって不安じゃありません?ぼくはものすごく不安です、できるかどうかという単純な不安です。
リフト券を買ってまずはリフトへ。奥只見ダムを眼下に見つつ2本のリフトを乗り継いで中腹まで上がる。他のスキー場が雪不足でオープン出来ない中、ここは積雪も豊富で初滑り名物の石コロもない。シーズン中の普通のゲレンデです。2本目のリフトでさてどうしようかと、迷いました。もう1本乗ると山頂、、、その時です。リフトの両側に魅惑的な2本のコースが。左はピステンの跡がまだついてる中斜面のカービングバーン、右は、、、パウダーです!もう何人かが奇声をあげながら最高のスプレーを上げて滑っていきます。さあ皆さんならどちらを選びます?左でロングターンをぶちかますか、右で、、、ですよね?ぼくの選択もそうでした。もうそこからは、テンション上がりまくりです。深さはスネほどですが、浮遊感を味わうには充分すぎるパウダーです。ダッシュで駆け下り2本目へ。喰われまくってはいたものの、まだ場所を選べば充分なパウダーランが楽しめました。さすがに3本目になるともうコブ。ここの斜面は終了です。
そして左へ。練習と思いながらも、体は言うことを聞かず、ギュンギュン加速していきます。でもいいんです。だってあの遠心力に身を任せている時、最高じゃないですか?そんなことを繰り返しているとあっという間にお昼。
次はエアーへ。えーわたくし、エアーがダメなんです。怖いんです。そんなにスピードが出せるんならだいじょぶっしょ、といわれるんですが、怖いんです。でも練習、練習と思いながら、山頂へ。スペックはテーブルが3mほどとドラム缶、あとはレールがありましたが、そうゆう板に傷をつけるものはやりません(やれません)。跳んではみるものの、ランディングが硬く、着地するとバチンと音がします。今までのテンションはどこへ、、、結局3時頃に終了です。まぁエアーはいいんです。「雪面コンタクト」は大事ですから。
帰路では行きに見れなかった新潟のスキー場を見てきました。他のスキー場はヒドイですね。全く雪がない。石打丸山は全く、岩原も所々に雪がある程度で。例年は暖冬暖冬といいながらも、クリスマス寒波とかでなんとかなってるんですけどねぇ。ほんとに今年はヤバイ。あとは新年の寒波が来るのを期待して。
では皆さん、メリークリスマス、そして良いお年を。
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