Masaより
今週も放送されたプロフェッショナル仕事の流儀。ご覧になった方はどんなことを感じましたか?今週は、ソムリエの佐藤陽一にスポットがあたりました。彼は、44歳。多くのソムリエが有名レストランなどで働くことが多い中、彼は自分の店を出し、22席の店の接客を全て1人でこなしている。そんな彼の日常から話が始まり、今では日本のソムリエの頂点に立つ彼だが、30代の苦悩の日々と、日本代表として世界最優秀ソムリエコンクールに出場した記録までのドキュメンタリーが放送されました。
圧巻だったのは、スタジオでキャスターの茂木さんと住吉アナが佐藤氏にインタビューの時。両キャスターをお客さんに見立てて、ソムリエとしてワインを提供する実演のシーン。先ずは住吉アナから。彼は30種用意したワインの中から、赤か白ワインだけを選ばせ、1本の赤ワインを手に取った。そしてグラスに「先ずはお味見を。」と言って、住吉アナはそれを一口。「おいしい!何かグイグイいけちゃいそうです。」住吉アナがなぜこのワインを選らんがのかと聞くと
、「その人全体から出ているスピード感をワインの完熟度や香りに当てはめるんです(確か)。」と。ワインなんて大して飲んだことない僕ですが、この考え方が何だかすっと理解できました。
また、ソムリエというプロフェッショナルとして、彼は自分の仕事を「森林ガイド」と例えた。自然の中で素人がその全てを感じることは難しい。ガイドが鳥の鳴き声や季節の変化などを説明することによって、想像が膨らみ、自然の全体像の理解に導いてくれる。お客に媚びすぎず、主役のワインを引き立たせるための案内役を佐藤氏は大事にしていると言う。
<感じたこと>
人を感じること。自分のプロフェッショナルとは。何が自分に合っているのかを常に確認して進んでいくこと。
~ゆっくり歩くものが遠くへ行く~(フランスのことわざだそう。)
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