Masaより
先日、孫子の兵法を読み終えました。この本は、その昔、孫武という中国の武将が書いた戦の兵法書について書かれている本です。ただ、兵法といってもその人によって活かし方は色々で、その時代に名を残した人がどのように生き抜いたのかを今の僕の視点で読み終えました。
この本を一番シンプルに現す言葉は何といってもこれでしょう。
一.戦わずして勝つ
一.勝算なくして戦わず
僕がこの本を読み終えて一番思ったのは、中国人と日本人のものの考え方、見方は、少なくともこの当時、全く違うということです。日本人が今も昔も基本に持っている、真っ直ぐ、正直にという精神に対して、中国人はあざむくとか、奇襲とか、惑わすとか頭を使って、効率的に物事を進めるのが得意なようです。また、やみくもとか、一生懸命よりも、確実に、準備を怠らない姿勢を大切にするようです。
例えるなら、日本人が直線的なのに対して、中国人は曲線的、という印象です。
この本のトピックスの中で、僕がいっぱいふせんを付けたのは、この5つ
*勝算を読む鍵は「道・天・地・将・法」にあり
*賢明な勝ち方とは、敵を徹底的に痛めつけない事である
*戦う態勢ですでに勝負はついている
*人のやらないことをやれば「労少なくして功多し」
*敵に応じて変化する「水の戦法」 などなどです。
今の僕の暮らしにすぐに活かせることはあまりありませんでしたが、これから何かを判断したり、考えたりする時の参考になりそうです♪
ということで、Masaの最近読んだ本ランキングは、6位にランキングされました!
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