マサより
先日、最愛の祖父が他界しました。僕は、名古屋で祖父母の初孫として生まれました。祖父母は、僕と妹の成長を一番の楽しみに、僕の誕生後の人生を過ごしてくれました。僕の名前は祖父母が付けてくれました。祖父を思い出せば、祖父に抱かれていつも笑いかけてくれる、祖父の顔が僕の心の中にいます。
祖父は、3週間の闘病生活を本当によくがんばってくれました。僕が祖父に対面したのは、亡くなる4日前でした。それまで弱音を吐いていたという祖父の手を握って、少ない会話を交わして、元気を取り戻してもらえるように、僕ができること、言えることを伝えました。そして、祖父は僕に「がんばる。」と力強く何回も約束してくれました。それから約3日間病院に通い、祖父を見守りました。僕はこの間、ずっと帰り際にかける言葉を考え、こう言葉を選びました。「埼玉から応援してるよ。おじいちゃんのことが大好きだから。お医者さんが直してくれるよ。」祖父は、また力強くうなづいてくれました。その後1日余りで祖父は亡くなりました。でも僕には最後まであきらめなかった祖父のその気持ちだけで十分でした。
祖父のお通夜とお葬式には、本当にたくさんの人が集まり、死を惜しんでいらっしゃいました。その方々とお話する度、祖父が僕と妹を愛し、心配し、一番大切な存在だったと口々に伝えられました。本当に本当に涙が止まりませんでした。また、祖父と友人としてお付き合いのあった方々からも昔話を聞くことができ、今まで知らなかった祖父を知ることもできました。また、僕が自分でそっくりだと思うくらい、自分にそっくりな、はとこと何十年ぶりに再会をしました。自然と会話をし、自然とお互いを知りたいと思いました。スノーボードが好きだそうで、来年岐阜のスキー場で、再会する約束をしました。来年は、僕の家族がドミトリーツアーに参戦とあいなりそうです。僕のつぶらな瞳と、顔の骨格がそっくりですよ、お楽しみに。
本当に色んなことを考え、学びました。
この記事を通して、僕が今回、皆さんにお伝えしたいこと。
人は人によって変わっていくということ、人は人に気づかされ、自分の力で変わっていくのだと僕は思います。
その証拠が祖父が僕に与えてくれた全てであり、僕が祖父に贈った言葉なのです。 あなたが誰かに影響を与え、あなたは誰かに影響を受けて成長していくのです。そのためにあなたの、僕の、毎日少しづつ一歩を踏み出す勇気が必要だと僕は思います。
自分の中にある、自分という限界はものすごく小さく、すぐに来てしまいます。ただ、自分を成長させてくれるきっかけを持っているのは、常に自分以外の全員であると僕は思います。自分の可能性、成長は、絶対に止めては行けません。それは、誰によっても止める権利はありません。今日の一歩は、明日へと、ずっと先のある、ある日の節目やゴールに必ずつながっていて、それを感じていくことが僕たちの喜びなのではないでしょうか。人生は、点ではありません。人生は一本の線であり、ずっとつながっていくのです。だからこそ、毎日の着実な一歩と、先を見据えた行動、判断、決断が必要になってくるのです。
僕がこのブログを続けているのは、今まで自分を成長させてくれた人を参考に、世の中に1つしかない、感動や喜び、その他色々な感情を、みんなと関わり、集まり、みんなで一緒に成長していきたいと思っているからです。
僕が発信していること、やっていることが、あなたに意味があると信じています。また、みんなが僕にくれるパワーにはいつも意味があります。全ての原因には、結果には、意味があると思います。
それが人が人を思う優しさであり、人が成長していくということなのかもしれません
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