カズノリです
皆さん、「好転反応」という言葉をご存知でしょうか?リフレクソロジー業界では、劇的な効果が現れたときなどにこの「好転反応」という言葉を使います。
その好転反応が今日、ぼくの目の前で現れたので、ぜひ、皆さんにお伝えしたいと思い、書き込みしました。
今日の午後3時ごろでしょうか。初めて来店された2人のかたを、ぼくともう一人で担当し、一緒に揉みはじめました。そのお二人は男女でして、ぼくは女性、もう一人の施術者が男性を担当し、足揉み1時間のコースを開始しました。最初はお二人とも足の筋肉が固く、ほんの少しの刺激で痛がるようなかんじで、2人と2人で和気藹々と盛り上がっていました。開始10分あたり経ってからでしょうか。それまで、あそこが痛いとかここが痛いとか話をしていた女性がだんだんと言葉数が少なくなっていきました。足を揉むとだいたい半数のかたが、体がポカポカとしてきて、眠くなります。最初はそれかなと思いながら、力加減を気にしながら揉んでいましたが、なんか様子がいつもとちがう。肩で深く息をしはじめます。ごくまれに好転反応が現れることは知っていましたので、「力加減どうですか?」などと話しかけてはいたんですが、それも数分で反応が無くなり、顔色がみるみる青くなっていきました。
「あっ、これはマズイ」と思い、揉んでいる手を止めて、「だいじょうぶですか?」と数回話しかけても、もう反応はありません。隣のお連れの方も心配そうに見ています。しばらくして、「大丈夫です」とは話せたんですが、もう待合室に移動する状態ではありません。ここでぼくはすぐそばにあった、足を拭いたタオルを入れる小さいゴミ箱のようなものを差し出すと、そこに戻してしまいました。とりあえず、相手が女性であったのもあり、そのごみ箱の処理と水の提供などをして、受付の女性の方に対応をバトンタッチしました。それからは団扇であおったり、楽な姿勢が出来るように椅子を付けたりと、、、
20分くらいしてからでしょうか。女性のかたも普通に座れる状態にまで回復し、女性からの申し出により、残りの時間で右足を揉んで終了となりました。ぼくもそのあとにすぐ違う人の施術に入ってしまったので、詳細はわかりませんが、お二人はその後、女性の回復を待って元気に帰られたそうです。
このようになることはごくまれに起こります。いわゆる貧血の状態です。ただ、たかが10分足を揉まれるだけでなぜ貧血になるのでしょうか。それは足の裏にある反射区を刺激する順番にあります。台湾式では多くが、心臓の反射区から刺激します。そうすることで、これから刺激する各器官に血液を充分に送ってから、腎臓、腸、などの反射区を刺激していくのです。この女性は貧血気味ということもあり、このように極端な反応がでました。ただ、悪い反応ではないです。お帰りの際にも体調を万全にしてまた来ます、と言っていただいたので、少なからず足揉みの効果を実感できたのではないかと思います。逆にこのような効果を短時間で引き出せたというのも施術者として自信につながりました。
かなり長くなってしまいましたが、皆さんもいかがでしょうか?「痛、気持ちイイ」この感覚、ぜひお試しください。
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